「ゴミ屋敷はどこから片付ける？」散らかった部屋の片付け手順と注意点

散らかった部屋を自力で片付けるとなると、どこから手をつければよいか、何日位かかるのか考えるだけでも気が滅入ってしまいそう。そこで、散らかった部屋の片付け手順と片付ける上での注意点をご紹介します。

ゴミ屋敷の問題点とは？隠れゴミ屋敷も

ゴミ屋敷対策における調査報告書で、ゴミ屋敷で生じる支障について示しているのが、下の表です。「火災発生のおそれ」「悪臭の発生」「害虫等の発生」が大きな割合を占めていることがわかります。汚水の発生、建物等倒壊の恐れ、不法投棄の誘発などもありました。

総務省「ごみ屋敷」対策に関する調査結果（令和6年8月28日）

家屋の形態は一戸建てと集合住宅では、戸建て住宅においては持ち家の割合が多く、集合住宅の場合はほとんどが賃貸という結果です。また、報告書によると、戸建て住宅では家屋の外の敷地まで、物が堆積されている一方、集合住宅では家屋内のみに物があふれているため、外観での把握が難しいとのことで、実際には把握できていない可能性があるようです。

散らかった部屋の片付け手順！汚部屋の方必見！

一戸建て、集合住宅、どちらにしても、散らかった部屋を片付ける必要があります。ここからはゴミ屋敷を片付ける手順をご紹介します。

1. ゴミを外に運び出す動線を確保する
2. ゴミの回収日を確認する
3. 捨てるもものと捨てないものを仕分ける
4. 片付ける順番を決めて片付ける
5. 部屋を整理整頓し掃除する

【ゴミ屋敷の片付け手順1】ゴミを外に運び出す動線を確保する

「ゴミ屋敷の片付け手順がわからない！」そんな時、片付けに入る前に玄関周りや部屋から部屋へ運び出すためのスペースを確保しましょう。まずはゴミを運び出す動線を確保することが大切です。

【ゴミ屋敷の片付け手順2】ゴミの回収日を確認する

せっかく片付けても、ゴミを処分できない場合があります。ゴミの回収日を確認の上、進めましょう。回収頻度の少ない不燃ごみなどは、回収日まで保管しておくことになりますが、ここで問題となるのは、市で回収できない家電や粗大ゴミなどです。家電リサイクル法や粗大ゴミの出し方なども併せて確認しておきましょう。

【ゴミ屋敷の片付け手順3】捨てるものと捨てないものを仕分ける

明らかに不要なものから袋に詰めていきます。捨てないものは整理整頓しなければなりませんが、捨てるものは袋に詰めるだけなので片付けが進むでしょう。同じ種類のゴミから集めゴミを出す日が近いものから袋詰めする、大きなものから片付けるなどがコツになります。

【ゴミ屋敷の片付け手順4】片付ける順番を決めて片付ける

捨てるものと捨てないものを仕分けたら、片付ける順番を決めて片付けを始めます。判断に迷うものはすぐに決めなくても大丈夫ですが、できるだけ収納スペースに入るもののみにするのがオススメです。収納スペースが少ない場合には見せる収納などの工夫も大切です。

【ゴミ屋敷の片付け手順5】部屋を整理整頓し掃除する

収納する場所を決めたら、部屋を整理整頓し掃除をしましょう。物の定位置を決めて、使い終わったら戻すことが部屋が散らかりにくいポイントになります。長年にわたるゴミの堆積によって床が、かなり汚れていることが予想されますのでしっかりと掃除をするチャンスです。

ゴミを片付ける上での注意点

ゴミを片付ける上での注意点があります。回収頻度の少ない不燃ゴミなどは回収日まで一時的にゴミを保管しておくスペースが必要になります。可燃ごみでも引越しなどで大量にゴミが出る場合には回収してもらえませんし、大型の家電や家具などは家電リサイクル法や粗大ゴミなどのルールを守ってくださいね。

また、亡くなった方の自宅がゴミ屋敷の場合、不用品の処分や形見分けする品、相続財産、貴重品などは、ご家族や親族と話し合いながら進めていきます。

ゴミ屋敷の片付けは【プロにお任せ】するのも効果的！

散らかった部屋を自力で片付けるための手順をご紹介しました。一戸建ての場合には数日かかることもありますし、アパートなどの集合住宅でも数時間、数日間はかかるでしょう。そんな時は自分一人で解決しようとは思わずに周りに相談をしましょう。特殊清掃や庭木の剪定などもお願いできますよ。

ゴミ屋敷の片付けは、ぜひ多くの人に選ばれている「かたづ警察」に！自分で片付けるのは無理、という方は、まずは、お見積もりをお申し込みください。お申し込みも24時間Webで受け付けています。

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